ShyShyの生い立ち

木彫りのクマ

わたし、ShyShyの生い立ちについてまとめました。

幼少期

自分では記憶がない頃から、見えない世界とつながっていたようです。

子供の頃にはよくある現象ですが、私はそのまま成長していきました。

幼い仲間をいじめたり泣かせたりする同世代の子供が怖くて、誘われても押し入れに隠れていました。

その頃住んでいた家の前は小さな森は畑が続いていました。

私の遊び友達は杉の新芽や草花、昆虫、ネギ坊主たちです。
特にオンブバッタは可愛らしく大のお気に入りでした。

風の音や木漏れ日も気持ちがよく、何より何もかもが調和していると感じていました。

祖母の家系

祖父母の家の隣に住んでいましたが、大きな庭園があり四季折々の花や果実、そしてヨモギや野生のハーブに囲まれて育ちました。

初孫の私を可愛がってくれた祖母が今の言葉でいうスピリチュアルな女性でした。

樹木に話しかけ、精霊のことも教えてくれました。
祖母の周囲には相談に来る人でいつもいっぱいでした。

私もその感性を受け継いでいました。

父の布団に「亡くなったおばあちゃまがいるよ」と母に伝えると、母はその言葉で今日が命日だったことを思い出すこともしょっちゅうでした。

ただ、母たちの時代はごく普通の娘じゃないと嫁ぐことが出来ないという風習がありました。

祖母も母も私の能力には気づいていて、他人に知られてはいけないと強く教えられました。

父が亡くなる時に「本当に不思議な子だったよ」と言われたのが印象的でした。

中学生の頃

中学生の頃は心霊ブームで「こっくりさん」というゲームが流行っていました。

霊を呼ぶというゲームでしたが、私にはとても危険に思えました。

悪霊や悪い動物霊が降りて来た時に除霊の仕方も知りません。

この経験から霊媒師や霊能力といった世界には関わらないと決めています。

どうしても必要にかられて亡き人のメッセージをお伝えする場合もありますが「~と私には感じますが・・」という伝え方をしています。

目に見えない不思議な世界を言い切ることには抵抗を感じます。

私は「知っている」のですが、根拠の無いことですし、以来すごく発言には気を付けています。

大学生~

小学生の時にピアニストのオーディションに受かり、ピアニストになるべく育てられました。

大学ももちろんピアノ科に入学しましたが、高校生の頃からずっとバンドばかりしていました。

大学はピアノさえ上手ければ授業中に堂々とお化粧をしてみんなで早退しても何も言われません。

友達が「ピアノさえ弾ければ」と言うたびに、不愉快な感じがしたのを覚えています。
世の中にはいろんなことがあり、知る世界がたくさんあるのに。

それがひいてはピアノの演奏に活かされるのでは・・と思っていた私は、お付き合いを始めていた彼と共にいろいろな世界に足を踏み入れました。

とても幸運だったのは年上の方々から可愛がられ、恋愛のことをはじめ、モノの見方や自分を生きるということなど、あらゆる感性や知識を得られたことでした。

バシャール

その中の気の合うお姉さんが「読んでみる?聴いてみる?」と差し出してくれたのが『バシャール』という宇宙人とチャネル(交信)している人の本と公開セッションのテープでした。

正直、宇宙人には興味がなく申し訳ないけれど本棚の隅にしまっていました。
その頃、世の中がスピリチュアルブームで沸いていたことさえ知らずにいました。

2~3年後に古くからの男性の友人とお茶をしている時に「ShyShy、これ解る?」と一冊の本を見せられました。バシャールの本でした。

講演会も聞きに行き、本も何冊も買ったんだけど、さっぱり解らないんだと言われ、とりあえず一冊の本を借りて読むことにしました。

そこから私の懐かしい世界が始まるとは思いもよりませんでした。

「これが常識」「世の中はこうよ」と言われるたびに、怒りを感じたり戸惑っていましたが、それでは生きていけないと自分に言い聞かせて振舞ってきました。

でも本を読み進めるごとに、そうそう、この感覚、これが私の世界だわ、と目からうろこが落ちるほど衝衝撃的な内容でした。

『知っている』という感覚だけが全てでした。

これからは、バシャールというメッセンジャーが私のバイブルになる、と直感した時です。

バシャールを渡してくれた友人を呼び出して、どこが解らないの?と尋ねたら、全部と言われ、今度は私が質問責めにあいました。

彼は個人セッションにも参加し、その内容を理解しようと努めていたことも聞き、何故どこが解らないの?とぽか~んとしていたら、ShyShyはすごく特別だよ、と言われました。

セッション開始

この頃大学在中から遊んでいたバンド仲間とレコーディングをする機会が増えて、待ち時間に恋愛相談を受けることもしばしばありました。

「すごい、ShyShy!」と口コミで評判が広がり、私の練習時間が取れなくなる程、人が集まって来ました。

見かねた仲間が「値段と日程表を作るよ」と手を差し伸べてスケジュール表が決まり、その時から現在まで宣伝することなく、予約された方にセッションをしています。

相変わらず占いやスピリチュアル~といった商品や場所には興味がありません。

そして私がお伝えするメッセージは今やどこにでもあふれたセンスのご紹介です。

誰もがどこかの本で見かけたり、知っていることばかりでしょう。

でも、自分に入って来ない、響かないことも多々あることでしょう。

私の言葉を通して気付いたり、学んだり、思い出したりして頂けたら幸いです。

今の暮らし

ShyShyの今の暮らしは、30歳代で出会った主人とは今もとても愛し合っています。

ずっとカップルのスタイルで生活して来た私たちに、思いがけないことが起こりました。

当時中学3年生の男の子(楽くん)を預かることになったのです。

地方に住むご家族とは何十年来の知り合いで、幼少の頃から知ってはいましたが、とあるご縁で「東京の高校に行きたい」ということになりました。

思春期であり反抗期でもある、微妙な年ごろの子だなぁ~とため息をつきつつ、怒涛のような流れに乗るしかない、と決心した私に、君がそう思うのなら、と主人も快く理解してくれました。

今後は夫婦二人でご隠居生活へと漠然と考えていましたが、15歳のニューフェイスの登場でリフレッシュされた気分です。そしてそのリフレッシュされた波に乗って行こうと楽しみにしています。

それが人生のギフトのように感じられてなりません。
さてさてどうなるやら・・。

今まで30年余りの間に4歳~85歳のさまざまなクライアント様とお会い出来て嬉しく思っています。