魔法グッズをそろえましょう

いろいろな瓶

霞々のアドバイスでよく登場するのが『魔法』という言葉です。

魔法使いモノに代表される「使えるといいなぁ」という憧れのワザです。

今、みなさんの魔法グッズは充実していますか?

実は子供の頃よりも『変身』が必要なのは大人になってから。

それも遊びではなく、本気で変身をしなければ苦しくて仕方ない時もあります。

特に、スランプ時や憂鬱な気分の時、そしてスピードを加速して生きていかなければならない時など。

霞々がまずかける言葉は「よりよい未来を待たないでね」です。

何となく慌しい、何となく憂鬱な気分が続くだけで、ため息とともに体調が崩れてしまう。

女性なら肌荒れ、吹き出物、目の下の隈、男性は目に精悍さがなくなりいかにも疲労感が漂う感じ。

そんな時は『魔法グッズ』

なにやら楽しそうな響きでしょう?

具体的には~男&女

お化粧なら色のあるメイクパレット、リップグロス、いつもより爪のおしゃれを楽しんだり。

男性はパリッとしたシャツやスーツに磨いた靴もいいですね。

素肌メイクは永遠の憧れだけど、心が疲れている時にはちょっとお休み。

精気を失った肌に大切なのはベージュ系のグランデーションではなく、血色の良い印象じゃないかしら。

霞々は「いつもより明るめの口紅、貧血気味なら必ずチークを入れて、グロスの艶を重ねましょう」とアドバイスすることが多いです。

疲労という言葉の印象と「カサつき、乾燥」というお肌の印象は良く似ていると思いませんか?

仕上げはビューラーでまつ毛をあげて、ぱっちりおめめを作り出します。

いつもの手順であっても、いつもより艶と明るさと目をぱっちりと演出させてみて。

男性の場合、メイクの魔法が無い分、服や靴、時計などの小物の魔法に頼ることになります。

栄養素が枯れて疲れた時はドリンク剤が効くけれど、心が疲れた時は「気力」をアップさせるのはどうでしょう。

クリーニング仕立ての服に身を包んで、時計や靴を布で磨くだけでも十分だと思います。

身だしなみによってやはりキチッとした自分を演出します。

ダブルの落ち込み

霞々は『ダブルの落ち込み』を防ぎたいので、ビジュアルをとてもとても重視しています。

何気なく振舞っていても「具合悪いの?」「どうしたの、なんだか変」「やつれてますねぇ」と声をかけられると、本当にそうなってしまうことに気付いていますか?

その場をやり過ごしてトイレットの鏡を見て「はぁー」っとため息つけば、もう見事に暗示にかかるのが普通でしょう。

まして吹き出物を発見したり、くたびれたシャツの襟元が映れば、なぜか納得して『不調だ』という状況を確認してしまうみたいです。

こうなれば、たかが顔、ただの服じゃなくて、すべてが自分の気持ちの反映に思えてしまってもおかしくないものね。

こうして、自分だけが知ってる不調のはずが、他人もこんなに気付いているんだというダブルの落ち込みへと発展します。

果ては鏡を覗き込んで「ひどい顔」と自分自身とおしゃべりして、自分が自分に刻印を押す頃には、トリプルの落ち込みに発展します。

「自分は気付いている」が「他人も気付いている」そして「客観的にもやっぱりこんなに不調だ」と証拠固めをしているようなもの。

こんな日々を過ごしていくと、「あなたは疲れている」というささやきを不意に何度も受けることになり、心当たりがあればうなだれて、気力アップなんて無理もいいところ。

そして気持ちが弱くなるとつぶやいちゃうわけです。

「どうにかならないかなぁ・・・」

よりよい未来の訪れを待つあいだに、どれほどたくさんの人に心配され、今現在の自分の力を消耗させていることでしょう。

霞々のお勧め~見栄えをキープ

霞々の一番のお勧めは、魔法グッズで見栄えをキープする方法です。

どんなに重症の人にでも、これは効果があると思います。

傷ついて、もろくなっている自分をこれ以上傷つけない、とても良い習慣にして欲しいです。

不意にかけられる言葉が「どうしたの?」から「新しい口紅買ったの?」

「お疲れですね」から「これからデートですか?」

たったこれだけの表面的な変化が、どれだけ自分を救ってくれるかわかりません。

周囲の目や言葉は、薬にも毒にもなるということ。

ハートはとてもデリケートだから、必死に守ってあげて欲しいです。

よりよい未来は

どんなに大変な時でも、毎日自分のために魔法をかけられるなんて、なんて素敵なことでしょう。

よりよい未来は1秒後から創れるものです。

それも自分の手で、手に届く範囲の魔法で確実に変化していくのなら、ちょっとしたことだけど試す価値はあります。

ビジュアルを整えて過ごすあいだに、気が晴れてしまうことだってあるのですから。

さぁ、あなただけの魔法グッズをそろえましょう!