イメージの行方

ワインの入ったグラス

超能力者、この人達と同じ能力が、実は誰にでもあります。

それは『イメージする』という能力です。

スピリチュアルな世界や精神世界を扱う本には「ワクワクすることをイメージして下さい」というフレーズが溢れています。

そして、そこまでは誰でもが出来ることなのです。

霞々は、イメージするという超能力を使った後の知恵が、その人の人生の質を決定すると思っています。

夢見ていたいの?

「こうなれたらいいな~と思うんです」と言う人に、霞々はいつもシンプルな質問をします。

「やり遂げたいの?ずっと夢見ていたいの?」

責めたり、尋問する事ではなく、答えはどちらでも良くて、それぞれ違う楽しみ方があります。

ただ、この「こうなれたらいいな~と思うんです」というイメージは、とてもトリッキーなクセモノだと覚えておいて下さいね。

地球上の「こうなれたらいいな~と思うんです」と言う人のほとんどがずっと夢を語って過ごすのです。

簡単な理由は、夢を実現するタイプは、語っている時間に行動していますから。

語りながら愚痴をこぼしたり、うっとりする間に「自分はこうしたいんだな。だったらどうしたら近づけるのかな」と動き、そのプロセスの中で「実は今、こんなことを考えているんだ」と夢を語るからです。

現実化の為のステップは、ダイエットにしろ転職にしろ、努力も気力も要る事なので、辛いことは腰が重い。

そういう自分だなぁと思ったら「わたしはずっと夢を見ていたいんだわ」と正しく認識することが幸せですよ。

そして「悩んだり、落ち込んだりする自分がいとおしいタイプなんだ」と思ってごらん。

決して自分のイメージを元に、「実現しないの・・・」と問題を深刻化させてはいけません、馬鹿げたことです。

働きかけるアクションを抜きにして、素敵なイメージが現実化する確率は低いのですから。

世界的な超能力者さえ、自分のイメージだけに頼るような傲慢さは持ち合わせていません。

まして、私達なら「叶えたい夢なら動く」「夢見ていたい夢なら現実に不満を言わない」素直さは大切ですね。

夢は味わうもの

大天使が見守ってくれてもいいし、守護霊や吉方の方位に守られてもいいし、その人の信じていることは大切にしてあげたいのです。

ただ、霞々の好みとして、幸せは夢見るより味わって欲しい気分です。

そして、味わった自分の最高の気分や笑顔を、家族やいろんな人達とシェアして生きる人生がお勧めです。

悲しみも喜びも伝染するのなら、喜びの方がいいものね。

イメージのゆくえをどうしたいのか、みなさんその部分は超能力者なのですから、真摯に考えて余計な悩みを作らないで下さいね。